令和3年3月1日(月)第36回卒業証書授与式が挙行され、272名が福岡県立須恵高等学校を巣立ちました。
前日には表彰式および同窓会入会式が行われました。12ヶ年皆勤(1名)、6ヶ年皆勤(22名)、3ヶ年皆勤(30名)、功労賞(18名)。生徒たちは、人一倍の努力を継続した仲間に、惜しみない拍手を送りました。同窓会入会式では、恵友会の一員となる誇りと責任を実感し、翌日の卒業式に向けて決意を新たにしていました。
そしていよいよ卒業式当日。弥生の柔らかな日差しが校舎を照らし、美しい門出の日を迎えました。例年と違い一人一人が呼名に「はい」と答えることはできませんでしたが、五省唱和、校歌斉唱に、思いのたけを込めました。その背中を見守る保護者の方々。卒業生代表の答辞に涙ぐむ教職員。36期生の三年間の努力と、多くの方々の支えのおかげで、参列した誰もが心温まる卒業式となりました。
「学べよ学べ、いざ学べ。」校長先生のことばを胸に、須恵高校からそれぞれの世界へ船出する36期生の皆さん。須恵高校はあなた方の母港です。しけの日も凪の日もいつでも戻って来られます。だから「大丈夫」。自信をもって進んでください。卒業おめでとうございます。 |
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